1. 子どもの矯正はいつから始めるべき?
1-1. 子どもの歯並びが気になるのはどんなとき?
お子さんの歯並び、気になりますよね。
「前歯がガタガタになってきた」「受け口かも?」「出っ歯になりそう」など、歯並びについて心配される親御さんはとても多いです。
✅ 前歯が極端にガタガタしている(特に6~7歳頃)
✅ 前歯がなかなか生えそろわない
✅ 口をポカンと開けていることが多い
✅ 下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
✅ 噛み合わせが深く、下の歯がほとんど見えない
✅ 食べ物をうまく噛めていないように見える
スマナビ先生「まだ乳歯だから大丈夫」「そのうち生え変わるから様子を見よう」と思われるかもしれません。もちろんそれが正しい場合もあるのですが、そうでない場合も多くあります。矯正は適切なタイミングで始めることもとても大切です。
1-2. 矯正を始める適切なタイミングとは?
🦷 一期治療(早期治療):6~10歳頃(乳歯と永久歯が混ざる時期)
🦷 二期治療(本格矯正):12歳頃~(永久歯が生えそろった後)
一般的に、一期治療は顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを整えることが目的です。この時期に矯正を始めることで、二期治療が不要になったり、二期治療の負担を軽減できることがあります。
ただし、すべての子どもが一期治療をする必要があるわけではありません。「このまま経過観察で大丈夫」「二期治療だけで問題ない」というケースもあります。
1-3. 早すぎる矯正・遅すぎる矯正のリスク
「矯正は早いほうがいい」と思われがちですが、早すぎる治療にもリスクがあります。
・ (念の為ということで)必要のない矯正をしてしまう可能性がある
・ 長期間の治療が必要になり、子どもが負担に感じることも
・ 最終的に二期治療が必要になるケースもあり、トータルの費用が高くなることがある
一方で、矯正を始めるタイミングが遅すぎると、次のようなリスクがあります。
・ 顎の成長が終わってしまい、成長を利用した治療ができなくなることがある
・ 受け口や出っ歯の改善が難しくなることがある
・ 治療期間が長くなり、費用もかさむことがある



つまり、矯正は「早ければ早いほどいい」わけではなく、その子の成長に合わせた適切なタイミングを見極めることが大切なのです。矯正のベストな開始時期は、歯科医の診断が必要です。お子さんの歯並びに不安を感じたら、まずは一度相談してみましょう!


2. 「一期治療」と「二期治療」とは?それぞれの特徴と違い
子どもの矯正には「一期治療」と「二期治療」の2つのステップがあります。



「そもそも一期治療と二期治療って何が違うの?」
「うちの子はどちらが必要?」
と疑問に思う親御さんも多いのではないでしょうか。
2-1. 一期治療(早期矯正)とは?対象年齢と目的
🦷 対象年齢:6歳~10歳頃(乳歯と永久歯が混ざる時期)
🦷 目的:顎の成長をコントロールし、歯が正しく並ぶスペースを作る
一期治療(早期矯正)は、永久歯が生えそろう前に行う、主に骨格の治療です。
特にこんなケースで行うことが多いです。
✅ 歯がガタガタで、永久歯が生えるスペースがない
✅ 受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)
✅ 上下の顎のバランスが悪い
✅ 口呼吸をしている、舌のクセがある
この時期に矯正をすることで、顎の成長をコントロールし、将来の歯並びを整えやすくすることができます。
一期治療の方法
一期治療では、主に以下のような装置を使うことがあります。
🦷 拡大床(かくだいしょう):顎を広げる装置(取り外し可能)
🦷 マウスピース型矯正装置:口腔習癖(舌のクセや口呼吸)を改善
🦷 部分的なブラケット矯正:前歯の歯並びを軽く整える



早めに顎の成長をコントロールすることで、二期治療(本格矯正)が不要になったり、より簡単な治療や、より良いゴールを期待できる可能性があるのがメリットです。



一期治療が終わった段階では、まだ全ての問題が解決しているわけでないことを知っておいてください。主に治療対象とするのは、骨格の部分です。
2-2. 二期治療(本格矯正)とは?対象年齢と目的
🦷 対象年齢:12歳頃~(永久歯が生えそろってから)
🦷 目的:歯の位置を細かく整え、噛み合わせを改善する
二期治療は、永久歯が生えそろった後に行う本格的な矯正です。
✅ 一期治療で十分に改善しなかった歯並びや噛み合わせを調整する
✅ 歯をきれいに並べて、噛み合わせを整える
✅ 場合によっては抜歯をしてスペースを作ることも
二期治療の方法
二期治療では、主に以下の方法で矯正を行います。
🦷 ワイヤー矯正(ブラケット矯正):金属や透明のブラケットを歯につける一般的な方法
🦷 マウスピース矯正(インビザラインなど):透明な装置を使う方法
🦷 裏側矯正(リンガル矯正):歯の裏側に装置をつける目立たない矯正



二期治療は、一期治療と比べて「歯の位置を細かく整えること」が目的です。そのため、抜歯をするケースもあります。
一期治療を行ったことで、問題なく骨の成長や、生え替わりが進んだ場合は、二期治療を行わないこともあります。
2-3. 一期治療と二期治療の違いを比較
| 一期治療(早期矯正) | 二期治療(本格矯正) | |
|---|---|---|
| 開始時期 | 6~10歳頃 | 12歳以降(永久歯が生えそろった後) |
| 目的 | 顎の成長を整える、永久歯が生えるスペースを確保 | 歯並び・噛み合わせを細かく調整 |
| 装置 | 拡大床、マウスピース、部分矯正など | ワイヤー矯正、マウスピース矯正 |
| 治療期間 | 1~2年程度 | 2~3年程度 |
| 抜歯の可能性 | 少ない(乳歯は抜きます) | あり(歯並びによる) |
| 費用 | 20~50万円程度 | 50~100万円程度 |
3. 一期治療は本当に必要?メリットとデメリットを解説



「一期治療をしたほうがいいって言われたけど、本当に必要なの?」
「やらなくてもいいなら、二期治療だけでいいのでは?」



矯正の相談に来られる親御さんから、こうした質問をよくいただきます。
確かに、一期治療は必ずしもすべての子どもに必要なわけではありません。では、どんな場合に一期治療をするべきなのか?その判断基準となるメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
3-1. 一期治療のメリット:顎の成長をコントロールできる?
一期治療をする最大のメリットは、顎の成長をコントロールできることです。
✅ 顎の成長を整えることで、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保できる
✅ 歯並びが悪化するのを防ぎ、二期治療を回避または簡単にできる可能性がある
✅ 受け口(反対咬合)や出っ歯(上顎前突)の改善が期待できる
✅ 矯正のための抜歯を避けられることがある
✅ 口呼吸や舌の癖を改善できる
特に、顎の成長に関わる問題(受け口・出っ歯・ガタガタの歯並び)がある場合、早めに対応することで、二期治療が不要になったり、抜歯せずに済むことがあります。
例えば、受け口(下の歯が前に出ている状態)は、6~7歳頃に治療を始めることで、理想的な顎の成長を促し、手術を回避できる可能性を最大化できます。
3-2. 一期治療のデメリット:費用が余計にかかる?
一方で、一期治療にはデメリットもあります。
❌ 一期治療をしても、二期治療が必要になることがある
❌ 治療期間が長くなる(1期+2期で5年以上かかることも)
❌ 費用が多くかかることがある(一期治療+二期治療で合計100万円以上になる場合も)
❌ 子どもが矯正に飽き始めることも
特に、「一期治療をしても二期治療が必要になる可能性がある」点は、多くの親御さんが気にされるポイントです。
例えば、一期治療で顎の成長を整えても、最終的に永久歯の位置がずれが残り、二期治療が必要になることもあります。
また、一期治療の費用は20~50万円程度が一般的ですが、その後、二期治療に進む場合は追加で50~100万円ほどかかるケースもあります。



「二期治療をしなくても済む可能性がある」とは言っても、100%ではないため、「一期治療をやる意味があるのか?」と迷う方も多いでしょう。
3-3. 一期治療が必要になるケース・不要なケース
では、どんな場合に一期治療をするべきなのか?逆に、どんな場合は必要ないのか?
✅ 受け口(下の歯が前に出ている) → 成長期の早めの治療が重要!
✅ 歯がガタガタで、永久歯のスペースが足りない → 顎を広げることで抜歯を回避できることがある
✅ 口呼吸や舌の癖がある → 矯正をしながらクセを改善できる
✅ 噛み合わせが深すぎる(ディープバイト) → 放置すると歯や顎に負担がかかる
特に、受け口や極端な出っ歯のケースでは、成長期の矯正で改善できる可能性が高いため、一期治療を検討したほうがよいでしょう。
✅ 歯並びは少しガタガタしているが、大きな問題はない
✅ 永久歯の生え変わりにまだ影響がない
✅ 噛み合わせに大きな問題がない(見た目だけの軽いズレ)



このような場合、一期治療をせず、永久歯が生えそろってから二期治療を考えるのも選択肢の一つです。



いろんな可能性が考えられるので、一概に断言できないのが、成長期の治療の難しさですね。


4. 二期治療はどんなときに必要?一期治療だけではダメなの?
一期治療を受けたとしても、すべての子どもが「それで矯正完了!」とはなりません。



「一期治療をすれば、二期治療はしなくていいんですよね?」
「一期治療だけで終わる子と、二期治療が必要になる子の違いは?」
こういった疑問をお持ちの親御さんも多いと思います。
4-1. 二期治療が必要になる子どもの特徴
✅ 歯がまだガタガタしている → 顎の成長を整えても、歯がきれいに並びきらないことがある
✅ 永久歯の生え方に問題がある → 生える向きや位置がズレていると、二期治療で微調整が必要
✅ 噛み合わせが完全に整っていない → 顎の成長をコントロールしても、細かい調整が必要なことがある
✅ 顎の成長をコントロールしても、期待したほど効果が現れなかった場合
特に、ガタガタの歯並びが強いケースや、噛み合わせのズレが大きいケースでは、二期治療をしないと理想的な歯並びにならないことがあります。
4-2. 一期治療だけで終わるケース・終わらないケース
では、一期治療だけで矯正が完了する子と、二期治療が必要になる子の違いは何でしょうか?
| 一期治療だけで終わるケース | 二期治療が必要なケース | |
|---|---|---|
| 歯のズレの程度 | 軽度のガタガタ・隙間が少しある程度 | 重度のガタガタ・歯が生えるスペースが足りない |
| 顎の成長バランス | 成長誘導でバランスが整った | 顎の成長が予想通りにいかず、ズレが残った |
| 永久歯の生え方 | 自然に正しい位置に生えた | 斜めに生えたり、ズレて出てきた |
| 噛み合わせ | 自然に整った | 自然には整わなかった |
✅ 顎の成長をコントロールした結果、永久歯が正しい位置に生えてきた
✅ 軽度のガタガタで、自然な成長で歯並びが整った
✅ 受け口や出っ歯が改善し、噛み合わせが良くなった
✅ 永久歯が生えそろった後も、歯並びがガタガタのまま
✅ 顎の成長をコントロールしても、噛み合わせのズレが残った
✅ 親知らずが生えることで、歯並びが崩れる可能性がある
4-3. 二期治療を避けるためにできること
一期治療でなるべく二期治療を回避するためには、次のようなポイントが重要です。
① 定期的な経過観察をする
一期治療が終わった後も、歯の生え変わりや噛み合わせを定期的にチェックすることが大切です。
特に「永久歯が正しい位置に生えているか?」は、矯正の成功を左右する重要なポイントです。
② 口のクセを改善する
✅ 口呼吸をしない(鼻呼吸を意識する)
✅ 舌の正しい位置を意識する(舌を上顎につける)
✅ 指しゃぶり・頬杖・舌で歯を押すクセをなくす
こうしたクセがあると、せっかく矯正をしても歯並びが崩れる原因になります。
③ 親知らずのチェックをする
親知らずが生えると、歯並びを押してガタガタになることもあります。矯正後の歯並びを保つために、親知らずの生え方をチェックしておきましょう。
④ 保定装置(リテーナー)をしっかり使う
二期治療を避けたい場合、一期治療後にリテーナー(歯並びをキープする装置)をしっかり装着することが重要です。
5. 子どもの矯正の費用はどれくらい?保険適用はある?



「矯正って高いって聞くけど、実際どれくらい?」
「一期治療と二期治療で費用はどう違うの?」
「保険適用になるケースってあるの?」
子どもの矯正を考えたときに、「費用がどれくらいかかるのか?」 は、親御さんにとって大きな関心事ですよね。
5-1. 一期治療・二期治療の費用相場
まずは、子どもの矯正治療にかかる費用の目安を見てみましょう。
| 治療の種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 矯正相談・診断 | 3,000円~5万円(医院による) |
| 一期治療(6~10歳頃) | 20万~50万円 |
| 二期治療(12歳以降) | 50万~100万円 |
| 保定装置(リテーナー) | 3万~10万円 |
💡 合計すると、子どもの矯正はトータルで「100万円前後」かかることもあります。
5-2. 矯正にかかる総額の目安
矯正治療の総額は、一期治療だけで済む場合と、一期+二期治療が必要な場合で大きく変わります。
| 矯正の種類 | 総額の目安 |
|---|---|
| 一期治療のみで終了 | 20万~50万円 |
| 二期治療のみ(一期治療なし) | 50万~100万円 |
| 一期+二期治療を行う場合 | 80万~150万円 |
💡 一期治療をすることで、二期治療の費用を抑えられることもあります。
例えば、一期治療で顎の成長をコントロールできた場合、二期治療が簡単になり、総額が抑えられることがあります。
5-3. 保険適用になるケースと適用外のケース
✅ 保険が適用されるケース(医療費が3割負担(自己負担分のみ)になる)
以下のような特定の症状がある場合、矯正治療が健康保険適用となります。
✅ 唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ) などの先天的な疾患
✅ 顎変形症(がくへんけいしょう) → 顎のズレが大きく、外科手術が必要なケース
✅ その他、厚生労働省が定める特定疾患がある方


❌ 保険が適用されないケース(自費診療になる)
ほとんどの子どもの矯正は、上記の条件を満たせないため、保険適用外(自由診療) になります。
❌ 出っ歯やガタガタの歯並びを整えるための矯正
❌ 顎の成長を整えるための一期治療
❌ ワイヤー矯正やマウスピース矯正 などなど
5-4. 矯正の費用を抑える方法
矯正治療は高額ですが、少しでも負担を減らす方法があります。
矯正治療の費用は、医療費控除の対象 になる場合があります。
✅ 年間の医療費が10万円以上かかった場合、確定申告で所得税の一部が戻ってくる!
✅ 交通費(通院の電車代・バス代)も控除の対象になる!
多くの矯正歯科では、分割払い(デンタルローンや院内分割) に対応しています。
✅ 無利子の院内分割 → クリニック独自の分割払い(手数料なし)
✅ デンタルローン → 低金利で月々1万円~2万円程度で分割可能
矯正の費用はクリニックによって大きく異なる ため、複数の医院で無料相談を受けて比較する ことをおすすめします。
✅ 一期治療と二期治療の合計費用を確認する
✅ 追加費用(調整料・リテーナー代など)がかかるかチェックする
6. 子どもの矯正を成功させるためのポイント
子どもの矯正治療は、数年にわたる長い治療期間が必要 になります。



「装置を嫌がってしまう」
「途中でやめたがっている」
「使用をサボって治療が計画通りに進まない」
こんなトラブルが起きると、せっかく矯正を始めても、思うような結果が出ないことも…!



そこで、矯正治療をスムーズに進めて成功させるためのポイントを、矯正歯科医の視点から解説 します。
6-1. 矯正歯科の選び方:何を基準に決める?
矯正治療の成功は、歯科医院選びがカギ になります。
「どこで矯正を受けても、結果は同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、医院によって治療方針や料金、得意な治療法が違う ため、慎重に選ぶことが大切です。
✔ 矯正専門の歯科医がいるか?
→ 矯正歯科専門の医院、または矯正を得意とする歯科医がいるクリニックを選びましょう。
✔ 治療の選択肢が豊富か?
→ ワイヤー矯正・マウスピース矯正・拡大床など、複数の治療方法を提案してくれる医院がおすすめです。
✔ 治療費が明確か?
→ 「調整料」や「リテーナー代」など、追加費用が発生するかどうかを事前に確認しましょう。
✔ 口コミや評判が良いか?
→ 実際に通っている人の口コミや体験談をチェックすると、医院の雰囲気がわかります。
✔ 子どもの対応に慣れているか?
→ 矯正は長期間かかるため、子どもが通いやすい雰囲気の医院を選ぶことが大切です。


6-2. 子どもが矯正を嫌がるときの対処法
矯正装置をつけると、最初は違和感があり、子どもが嫌がることも少なくありません。
「痛い!」「話しづらい!」「学校でからかわれそう…」
こんな気持ちになるのは、子どもにとって自然なこと。無理やりやらせるのではなく、子どもが前向きに矯正に取り組める工夫をすることが大切 です。
✔ 痛みがあるときは、柔らかい食事にする
→ 矯正を始めたばかりの頃は、痛みを感じることがあります。おかゆ・スープ・ヨーグルトなど、柔らかい食べ物を用意してあげましょう。
✔ 子どもと一緒に矯正の意味を考える
→ 「きれいな歯並びになると、どんないいことがあるか?」を話し合うと、子どももモチベーションを持ちやすくなります。
✔ 短期間の目標を決める
→ 「1週間頑張ったら、ごほうびに好きな本を買おう」など、小さな達成感を積み重ねるのも効果的。
✔ 矯正をしている子どもがいることを伝える
→ 「クラスの○○ちゃんも矯正してるよ!」と伝えると、「自分だけじゃないんだ」と安心することもあります。
6-3. 矯正後に後戻りしないための注意点
矯正が終わった後、「せっかく歯並びが整ったのに、また元に戻ってしまった…」というケースもあります。
これを防ぐために重要なのが「保定期間(ほていきかん)」です。
✅ 保定期間とは?
矯正治療が終わった後、歯が元の位置に戻らないように、「リテーナー」と呼ばれる装置をつける期間 のこと。
通常、1~2年間はリテーナーを使う必要があり、場合によっては一生装着が必要なこともあります。
✅ 矯正後の後戻りを防ぐポイント
✔ リテーナーをしっかり装着する
→ 医師の指示通りに、決められた時間つけることが大切です。
✔ 親知らずの影響をチェックする
→ 親知らずが生えてくると、歯並びが乱れる原因になります。定期的に歯科でチェックしましょう。
✔ 舌や口のクセを改善する
→ 舌で歯を押したり、口呼吸をするクセがあると、歯並びが乱れやすくなります。


7. まとめ:子どもの歯並び、矯正はいつ始めるべきか?
子どもの矯正について詳しく解説してきましたが、ここで「結局、矯正はいつ始めるべきなの?」*という疑問に改めて答えます。



「早いほうがいい」と聞くけれど、本当にそうなの?
「うちの子は一期治療が必要?」
「二期治療だけでいい場合もある?」



矯正治療は、子どもの歯並びや顎の成長によって最適なタイミングが異なります。
7-1. 一期治療・二期治療の選択で後悔しないために
🦷 6~7歳頃に一度、矯正歯科で相談するのがベスト!



理由は、ちょうど前歯が生え替わり、奥歯も少し出てきて、その子の成長パターンが見え始め、矯正が必要かどうか判断できる時期だからです。また、年齢的に顎の成長を利用した矯正がまだまだ可能だから です。
一期治療(6~10歳頃)が必要になるのは、以下のような場合です。
✅ 受け口(下の歯が前に出ている) → 早期治療が特に重要
✅ 歯がガタガタで、永久歯が生えるスペースがない
✅ 噛み合わせのズレが大きい
✅ 口呼吸や舌のクセがある
このような場合、早めに矯正を始めることで、将来的な治療を軽くできる可能性が高まります。
一方で、次のような場合は、二期治療(12歳以降の本格矯正)だけでも問題ないことが多いです。
✅ 軽度の歯並びの乱れ(少しガタガタしている程度)
✅ 永久歯が生えそろってから判断できるケース
✅ 顎の成長に問題がなく、抜歯矯正で対応できる(抜歯に対して抵抗がない)場合



つまり、すべての子どもが一期治療を受ける必要はなく、「成長を利用すべきかどうか?」が重要なポイントになります。
7-2. まずは歯科医に相談しよう
「うちの子は矯正が必要?」と思ったら、まずは矯正歯科で相談 するのがベストです。
✅ 6~7歳頃に初めての矯正相談を受ける
✅ 一期治療が必要か、二期治療だけでよいか診断してもらう
✅ 複数のクリニックで比較検討する



矯正は、早すぎても、遅すぎても問題が出ることがあります。お子さんの成長に合わせた最適なタイミングを見極めるために、歯科医の意見を聞くことが大切です。
🎯 この記事のまとめ
✅ 子どもの矯正の開始時期は、6~7歳頃に相談するのがベスト!
✅ 一期治療は「顎の成長をコントロールするため」に必要なケースがある!
✅ 二期治療(12歳以降)は「永久歯の歯並びを整えるため」に行う!
✅ すべての子どもが一期治療をするわけではないので、歯科医の診断が重要!
矯正治療は、一生の歯並びや健康に影響を与える大切な治療です。



お子さんが健康で美しい歯並びを手に入れるために、ベストなタイミングで矯正を始められるよう、まずは一度相談してみましょう!







